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大阪大学先導的学際研究機構超次元ライフイメージング研究部門

木も観て森も観るトランススケールイメージング

超次元ライフイメージング研究部門では、トランススケールイメージング法を開発して、ミクロ(分子、細胞)からマクロ(組織、個体)までスケール縦断的に観察し、生命システムの理解を目指します。

CONCEPT

これまで、バイオイメージング研究は数多くの重要な発見をもたらしてきました。一方で、従来のバイオイメージングはミクロまたはマクロな空間スケールに特化していたため、細胞レベルのイメージングと、より高次なマクロシステムのイメージングとの間に、しばしば相反する結果が生み出されることが知られていました。これは、ミクロとマクロなシステムの間に存在する、細胞数で3〜6桁に及ぶ大きなスケール分断に起因していました。このミクロとマクロのパラドックスを解消し、より包括的な生命現象の理解に迫ることは、生物学はもとより、医学・薬学・農学など様々なライフサイエンス研究領域の発展に重要な課題です。それ故、ミクロとマクロの狭間を、階層縦断的に計測・解析可能なトランススケールイメージング技術の開発が希求されていました。

超次元ライフイメージング部門では、大阪大学が世界に先駆ける1分子蛍光イメージングや組織全細胞イメージング、蛍光・化学発光プローブ技術、イメージ画像解析技術、ビッグデータ解析技術などを有機的に統合し、同一標本において「木も観て森も観る」世界で唯一無二のバイオイメージングデバイスを開発します。これを共同利用機器として広く開放し、健康長寿社会の形成に資する研究を推進していきたいと考えています。

< プロモーションビデオが公開されました >
当部門で開発したAMATERASのプロモーションビデオが公開されました。
     

     

< 共同研究募集中 >
当研究部門で開発したトランススケールスコープAMATERASを利用した共同研究を募集しています。詳細は、新学術領域「シンギュラリティ生物学」のHPから。
singularity-bio.jp/amateras/


TWEETS新着情報

HISTORY新着情報

2021年10月9日
メドテックグランプリKOBE2021においてチームAMATERAS(当部門の垣塚太志特任研究員がピッチ)が企業賞(Real Tech Fund 賞)と一般投票一位を受賞しました。
2021年9月
永井健治部門長が2021年度山崎貞一賞(バイオ・医科学分野)を受賞することが決定しました。
mst.or.jp/Portals/0/prize/japanese/winners/newwinners
2021年6月
当部門メンバーに、理化学研究所生命機能科学研究センターの大浪修一チームリーダー、城口克之チームリーダー、渡邉朋信チームリーダーが本学招聘教授として加わりました。
2021年4月
当部門メンバーに、工学研究科の菊地和也教授、蛋白質研究所の原田慶恵教授が加わりました。
2020年8月
共同研究募集を開始しました。
2020年8月
当部門メンバーに、産業科学研究所の鷲尾隆教授、中村友哉准教授、蛋白質研究所の加藤貴之教授が加わりました。
2019年10月
当部門メンバーに、産業科学研究所の八木康史教授が加わりました。
2019年4月1日
研究室を移動しました。
2018年8月22日
当ウェブサイトを公開しました。
2018年8月16日
twitterを開設しました。
2018年7月27日
永井部門長が代表となって提案していた、文部科学省新学術領域「シンギュラリティ生物学」が無事採択され、この日公開されました。今後、当研究部門との間で、連携研究や人材交流を進めていく予定です。
2018年1月1日
研究部門が発足しました。

バナースペース

大阪大学
先導的学際研究機構
超次元ライフイメージング研究部門

〒565-0871
大阪府吹田市山田丘2-1
産学共創C棟3階C301

TEL 06-6105-6263